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「それでもボクはやってない」

MOVIX清水のポイントがたまって、無料鑑賞&ポップコーンのセット券があったので、今週のお休みに観に行きました。

周防正行監督って、「Shall we ダンス?」 以降、何も映画を撮っていなかったでしょ?何してたのかなー?ってすごく気になっていました。去年の10月ごろ、NHKのスタパに出演してこの映画のことについて熱く語っているのを偶然見たので、公開されたら絶対に観にいこう!って思いました。

長い映画でしたが、最初から最後のエンドロールまで、眠くなる暇なんてこれっぽっちもない位、緊迫した2時間半でした。
いわゆる“法廷もの”って、最後の最後で大ドンデン返しがあって、スカッと終わる!っていうのが多いように思うけど・・・これは違った。いや、ほんとに。こんな理不尽が許されるわけ?裁判長!何なんだよー!?って私も映画の中の山本耕史くんのように憤ってしまいそうになったけれど・・・・。

平成21年までに 日本では裁判員制度っていうのが導入されるんだよね。
裁判員には、選挙権のある人が選ばれる可能性があって、選出されたら基本的には断れないとか。

もし・・・この事件で、自分が裁判員だったら?
私は、どう判断する?
本当に無罪?それとも・・・?でもその判断は正しいの?被告人の人生がかかっているのに??

なんていうこともタイムリーに考えてしまいました。
公式ページの 無実≠無罪 の意味が 重く感じられる映画です。

満員の通勤列車の中で痴漢と間違えられて逮捕、それから1年という時間が流れていくのが、役者さんたちの服装やクリスマスの飾りとかでよくわかりました。
その日を境に、日常から急に切り離されて犯罪者と疑われてしまう(というか決め付けられてる)加瀬君の戸惑いや不安、あきらめ、でもひたすら真実を訴えようとしている姿がすごくよかったです。
普通の人が、裁判の証言台に立つ羽目になったら、きっと、みんなあんなカンジになっちゃうよなぁ、なんて妙に納得しちゃいました。

公判のあとに、みんなで集まってテーブル囲んでいるシーンが何度も出てくるの。カフェやファミレス、居酒屋・・・・周りの人たちは、“日常”なのに、そこの空間だけ別世界。普通の人生を送っていたはずなのに、この事件で世界がまったく違ってしまったんだよね。それはつまり、明日はわが身、誰にでも起こりうることなのでは?と思いました。

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